インド旅行記


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2007年 1/26 外資の世界戦略と途上国への恩恵。

 今日はメインバザールでスーツケースとお土産を買い、昼食はコンノートプレイスにあるケンタッキーで食べた。その後は世界遺産クトゥブ・ミーナールの塔を見に行き、ホテルに帰った。ホテルのボーイにいろいろ話しを聞くと、このホテルの給料は月に1200ルピーほどしかなく、一日に14時間も勤務するらしい。ちなみのこのシャンパトゲストハウスの料金はシングルで400ルピー、エアコンつきで900ルピーとコンノートプレイスという立地に対してお値打ちな価格だ。(当時の1ルピー=2.5円)そして夜はマクドナルドで夕食をとることに。インドのマクドナルドは、外国人しかいなかったベトナムのマクドナルドと違い多くのインド人が利用していた。80パーセントの人が固定の職についておらず、ホテルのボーイの給料が1200ルピーのインドで60ルピーから100ルピーのマクドナルドのセットをこれほど多くの人が食べていることに貧富の差を感じた。

 この日感じたことはケンタッキーにしろマクドナルドにしろそこで働く人達の輝いている姿だ。もしかすると外資の外食チェーンでの待遇はインドでは非常によいのかもしれない。フランスの大手食品会社ダノンはバングラデッシュで一つ10円(もっと安いかも)のヨーグルトを販売し、今は利益が出ないが将来バングラデッシュの所得水準が向上したときにその味を好きになった人々が購入してくれると大きな利益をだせると見込んでいるらしい。外資のよる世界戦略で富の一極集中が避難されることもあるが、このように現地で雇用を生み現地の人達が幸せに暮らせるのなら良いことだと思った。

クトゥブ・ミーナールにあるアラーイーの塔
インドで売られていた日本の古着

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