屋久島、バイクの旅

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2005年2月28日(月)
出発
 今日、ついに今まで楽しみにしていた屋久島への旅の出発日だ。雨が降っ
ていたら延期ということでとても天候が気になった。友達のAに電話をし、今
日出発することになった。三重県は雨は降っていなかったが滋賀県の木の
本のあたりで雨が降ってきた。木の本から少し行った所にある疋田という所
で、富山からきたAと合流した。北陸のほうは雪が降っているらしく、彼はと
ても寒そうだった。そこで、地元の人に聞いた今津のサンブリッジホテルとい
うホテルに向かった。ホテルに着くととても高そうなホテルで値段を聞いて
引き返そうとすると、ホテルの皇太子に似た人が出てきて値段」をかなり安
くしてくれました(@;@)今日は皇族の偉大さを知った一日でした.
2005年3月1日(火)
フェリー
 朝、ホテルを出発した。朝はとても寒かった(;。;)今日は大阪からフェリー
にのり鹿児島に向かう予定だ
大阪の道はとても混んでおりAは途中、バイク
のハンドルとトラックの間に指を挟みケガをしてしまった。フェリーでは、バイ
キングを食べることにした。そこではなんとご飯がなく,とても怒っているカチモ
リという若い男がいた。しかし、ご飯が炊けカチモリにすると最後は食べるの
がくるしそうだった。僕はビールを飲み、その前に飲んだ酔い止めのせいかと
ても気持ち悪くなった。酔い止めとアルコールは一緒にとらないように!
2005年3月2日(水)
鹿児島上陸
 朝、ついに鹿児島に着いた。鹿児島はとても天気がよくまるで南の島にでも
来たような気分だった。朝、Aが指のケガのため病院にいき、その後、桜島を
経由して屋久島へのフェリーがでる鹿児島市へと向かった。鹿児島のフェリー
乗り場の近くの中華料理屋で晩御飯を食べたところ、その店の店員がとても
親切にしてくれて、遠くからきた私たちはとても癒された。銭湯に行った帰りに
公園を歩いていると青カンをしているカップルがいてとても驚いた(もしや鹿児
島のフェリー乗り場の近くの公園は青カンスポット!!!)一方、僕たちは野
宿をしてすごした・・
2005年3月3日(木)
屋久島へ
 今日は野宿をしていたので、とても寒く、とても朝早くおきた。朝からまたフェ
ーリーに乗り3時間ほどで屋久島についた。屋久島に着くと、雨が降っており
バイクも鹿児島に置き,宿の予約もしていない私たちにとって、とても悲惨な状
況に思えた。とりあえず縄文杉を目指そうと思いバスに乗り安房というところま
で行った。地元の人が言うには、安房の周辺には民宿が多いらしいので、ここ
ら辺で民宿を探すことにした。すると屋久島の人々はとても親切ですぐに300
0円でキッチン付きという、とてもいい民宿が見つかった(^〜^)最初にみた変
な匂いのする1800円のドミトリーにしなくてよかったと心から思った。
2005年3月4日(金)
縄文杉
 今日は朝、5時半のバスに乗って縄文杉を目指した。正直、疲れがたまってい
たのか二人とも口数が少なかったが、荒川登山口につき屋久島の自然の雄大
さを見たときには、疲れなどはどこかに消え去っていた。山を登れば登るほど木
がどんどん大きくなり目を奪われるものばかりだった、途中ウィルソン株という中
に人が何人もはいれるような大きな切り株があり、さらに登ると雪が積もってい
た。そしてついに目標の縄文杉についたのだが、縄文杉につくまでに生えてい
る数々の巨大な杉に目がなれてしまい縄文杉に対してあまり感動を感じること
ができなかった。しかし、屋久島の中心に立つこの巨大な木に対して何かとて
も神々しいものを感じた。予定よりも早いペースで山を登ったため、帰りのバス
まで3時間以上あるという事態になってしまったため、 やむを得ずヒッチハイク
をして帰りました。
2005年3月5日(土)
さらば屋久島
 今日は11時に民宿のオーナーに向かいに来てもらい、なんと港まで車で送っ
てもらいました。最初に茶とお餅でもてなしてくれた事といい、屋久島の人々に
は本当に感謝の気持ちでいっぱいです。港では、珍しいカメンテラーメンと言う
ラーメンを食べましたが、これはあまりおいしいとは言えませんでした・・・(後に
カメンテが海岸の岩場に生えているのを発見!)こうして屋久島を出て、今夜は
鹿児島で一泊すごしました。
2005年3月6日(日)
移動開始
 これから三重県までバイクの旅が始まるので、Aのバイクのオイル交換や、必
需品を買いに、また貯金をおろしに朝から動き回った。それから、霧島温泉・え
びの高原を通り鹿児島と熊本の県境、出水を目指した。思ったよりも移動できる
距離が少なく、これで鹿児島県内に何日いただろう・・・(僕たちは西郷ドンの呪
いにかかったのではと不安になった)しかし、親切な人になんとおにぎり10個、
漬物をもらい人の温かみにふれた一日でもあった。やはり田舎の人はとても温
かい☆
2005年3月7日(月)
ライダーハウス
 今日は鹿児島の宿の人に聞いた長島の渦潮を見に行ったが全く渦がなかっ
た!!(やはりガイドブックに載っている所が一番かな?)その後、とても景色
がきれいな天草諸島を縦断し、阿蘇山に入った。阿蘇はまるでアルプスの少女
ハイジにでてくるようなとてもすばらしいところで、最高の気分だった。しかしAは
寒いと言って、山頂まで行かなかったので、とても残念だった。阿蘇を降りて宿
を探しているとライダーハウスを見つけ、今日はそこで泊まることにした。阿蘇の
スーパーでは、馬刺しがとても安く売っており、とてもおいしかった。今夜はライ
ダーハウスの人達と少しお酒を飲んでねた。今日はとても素晴らしい一日だった
.
2005年3月8日(火)
大宰府
 今日一日は、阿蘇を観光するつもりだったが、氷の滝や滝の裏側に回れる滝
を見てから、
気が変わってしまい出発することにした。今日は大宰府まで移動で
き公園で野宿をすることにした。
2005年3月9日(水)
本州上陸
 今日は、朝一番に大宰府の学業のお守りを買いました。そして、関門トンネル
を通り、本州に入った後は、少し寄り道をしたかったのでAとは別ルートで移動す
ることになった。しばらく山道を走っていると、なんとバイクがオーバーフローして
しまい、困っているとトラクター屋のおじさんに直してもらい、その後バイク屋で見
てもらった所、問題なし!(¥〜¥)いろいろな人に助けられました★なんとか秋
吉台につき、その後Aと合流し美術館の前で寝るが寒さで目が覚め、深夜3時に
バス停まで移動しやっと安眠できました(^^)
2005年3月10日(木)
鳥取砂丘
 今日は、鳥取砂丘までの大移動ということで一日、バイクに乗っていた気がする。
出雲大社でおまいりした後、しばらくバイクを走らせ、ついに鳥取砂丘にたどり着く
ことができた。明日はついに最終日と言うことで、コンビ二から荷物を送ることにし
た。最後の夜だったので、飲みたかったのだが、明日は朝が早いということで早く
寝てしまった・・・何か、とても寂しい気分だった。
2005年3月11日(金)
最後に
 最終日、無事に家にたどり着くことができた。この旅を振り返って僕は、この先二
度と経験できないような素晴らしい10日間を遅れたと心から思う。この旅でお世話
にたくさんの人達、そして何より僕のわがままに最後まで付き合ってくれたAにとて
も感謝しています。本当にありがとう。