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ハゼ釣り・脈釣り仕掛け

 初夏から秋にかけてのハゼ釣りの主な釣り方は「浮き釣り」と「脈釣り」の2つ。
今回はタナ(浮き下)をあわせる必要がなく初心者でも簡単に楽しむことができる「脈釣り」仕掛けについて解説していきます。

・脈釣り仕掛けの基本

 次のような脈釣り仕掛けを基本として時期や状況、ポイントに合わせて針の大きさや錘の重さを調整していきます。

必要な道具:竿(リール竿の場合はリールも)、ライン、ハリス止め(特小)、
割ビシ、ハリス付き針

竿:3m~4m前後の竿。リール竿・ノベ竿どちらでも可能。リール竿であればポイントが少し遠い場合でも軽く投げてポイントを攻めることができ、ノベ竿の場合は手返しよく数を釣ることができる。どちらも穂先の柔らかいものがよい。

ライン:ナイロンライン1号前後

針:6月の釣れ始めはサヨリ針の3号、7月の前半頃まではサヨリ針4号、本格的なハゼ釣りシーズンを迎える7月後半から10月は状況に合わせてハゼ針の5~8号を使い分ける。ハリス付の針がおすすめ。

ガン玉または割ビシ:針から7cm前後のところにガン玉または割ビシで錘をつける。ガン玉であれば2B(0.75g)から4B(1.2g)を割ビシであれば中(0.75g)から大大(1.35g)を風や水深、ポイントにより使い分けギリギリ底のとれる重さのものを使用する。

 このようにハゼの脈釣り仕掛けはシンプルであればあるほどライントラブルを軽減することができ、数を伸ばすことができます。 ハゼの脈釣りに複雑な仕掛けは必要ありませんので”シンプル”を心がけてください。

・ハゼの脈釣りの方法

 ハゼ釣りの基本は底。そのためハゼの脈釣りにおいて重要な事は錘で底を取り、糸を張ることが重要となります。基本は竿の真下で底とりをしてOKですが、もしポイントが少し遠いのであれば軽く投げてライトキャロのような釣り方でもOK。1g程度のガン玉やカミツブシでも数mは飛ぶとおもいます。のべ竿においても振り子のように軽く投げてやることもできます。
そして後はキチンと張った糸から伝わってくるアタリを感じて合わせてやるだけです。

・ハゼの脈釣りの合わせ方

 ハゼ釣りの基本の合わせ方は”早合わせ”と言われますが初心者の場合は一呼吸置くことをおすすめします。コッ、コッと小突くようなアタリではあわせずにククーと持っていくようなあたりで竿を軽く立ててあげます。この方がしっかりと針掛りしていると思います。
しかし、もし名人を目指すなら最初のコッで合わせてください。このような早合わせをする場合はより小さめの針の方がかけやすいです。
どちらの合わせ方にしても食い込みが悪ければ針が大きすぎないか、エサのタラシが長すぎないか確認しましょう。逆に針が飲まれているようなら針のサイズを大きくするといいです。

・ハゼ釣りのエサとそのつけ方

 ハゼ釣りで使用するエサは石ゴカイ(ジャリメ)。アオイソメでも十分に釣れますが石ゴカイの方が軟らかく食いがいいです。特にハゼの小さいうちは石ゴカイが有利です。
1匹をそのままつけてしまうと「アタリはあっても針掛りしない」という状況になってしまうので、余分な部分をカットします。タラシは6月~8月頃のデキハゼなら1cm程度、9月~10月頃の彼岸ハゼなら2cm程度を目安にカットします。
*針からぶら下がっているエサの部分をタラシと呼びます。

・時期によるハゼ釣りの特徴

 一言でハゼ釣りと言ってもその釣れる時期により釣り方やポイントが若干異なります。
釣れ始める6月から8月頃のハゼは、水深数十センチほどの非常に浅いポイントにいます。そのため波打ち際数mのところがポイントとなっています。そして9月から10月頃には水深1m前後の場所で釣れるようなって行きます。このように同じ浅場であっても、釣れるポイントはハゼの成長にともない変わっていくということを覚えておきましょう。なお6月~8月頃までのハゼをデキハゼ、9月~10月頃に釣れるハゼを彼岸ハゼ、さらに深場におちる11月頃のハゼを落ちハゼと呼びます。
このページでは脈釣りで釣れるデキハゼと彼岸ハゼの釣り方をお伝えしています。

 

以上、脈釣りでのハゼの釣り方でした(^^)

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