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管理釣り場の始め方!

 管理釣り場にはフライフィッシングやエサ釣りなどもありますが、ここではルアーフィッシングでトラウトを狙う管理釣り場の始め方を紹介します。
 管理釣り場のシーズンは基本的には営業している期間は”釣れる”と考えていいでしょう。特に適水温に近い春と秋は活性が高く釣りやすいです。冬は活性が低いため難しいですが他に釣り物がない季節ですので、管理釣り場の最も盛り上がるシーズンでもあります。そして冷水を好むトラウトにとって夏は非常に厳しい季節です(夏場は休業している管理釣り場が多い)。
 管理釣り場というと”誰でも釣れる”というイメージがあるかもしれませんが、はっきり言って難しいです。ラインの太さやルアーの大きさが合わなければ釣れませんし、同じルアーを投げ続けるとすぐにスレてしまいます。しかし、上級者になると数を釣ることができる奥の深い釣りですのでぜひ挑戦してみてください。

それでは管理釣り場でのルアーフィッシングを始めてみましょう!

1、釣り場を選ぼう。

 管理釣り場でのルアーフィッシングを始めようと決めたら、次はお近くの管理釣り場を調べましょう。管理釣り場により大物が狙える管理釣り場、数釣りが楽しめる管理釣り場、様々な魚種が放流されている管理釣り場など、それぞれ特色があるからです。まずはそれに合わせたタックルを準備するといいでしょう。

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2、タックルを準備しよう。

 訪れる管理釣り場が決まったらタックルの準備をしましょう。
訪れる管理釣り場によるタックルの違いは主に”ロッド”と”ライン”です。50cmオーバーのニジマス、ブラウントラウト、イトウなどが釣れる管理釣り場に行かれるのであればスプーンだけでなくミノーやクランクも扱いやすいSULクラスのトラウトロッド、アベレージが30cmほどのニジマスを主体とした管理釣り場であればXULクラスのトラウトロッドがおすすめです。ラインに関しては初心者におすすめするのは前者であれば4lbのナイロンライン、後者であれば3lbのナイロンラインを巻いておくといいです。

より詳しいタックルはこちらを参考にしてください↓

初心者におすすめ!管理釣り場・タックル紹介。

3、その他道具を準備しよう

 管理釣り場ではロッドやリールなどのタックル以外にも準備をする必要があるものがあります。

1、ランディングネット

 釣り上げたトラウトを傷つけずにリリースするためにはランディングネットは必須です。管理釣り場によっては貸してくれるところもありますが、今後も管理釣り場での釣りを楽しむのであれば購入しておいた方がいいでしょう。なおネットの素材は魚に優しいラバーネットのみが許可されているところがほとんどです。

2、プライヤー、ラインカッター

 魚に掛かったフックを外す、ルアーのスプリットリングを広げる、余ったラインをカットするなどで使うプライヤーとラインカッターも必須です。

3、スナップ

 頻繁にルアーローテーションを行う管理釣り場でのトラウトフィッシングではスナップは重要です。忘れずに用意しましょう。

その他、管理釣り場で便利な道具はこちらを参考にしてください↓

管理釣り場で便利な道具。

4、キャストを覚えよう。

 道具の準備ができたらさっそく管理釣り場に行って釣りをしてみましょう。
そこで初心者にとって難しいのが非常に軽いトラウト用のルアーを投げることです。コツとしては”たらし”を15cm程度とり、力を入れずに竿のしなりと利用してコンパクトに投げること。力を入れると竿のしなりを十分に利用できなくなりますし、大振りをするとルアーがまっすぐ前に飛ぶのではなく上や下に飛んでしまいます。

キャストをしたら次はルアーを巻いてきます。ここでは代表的な巻き方を紹介します。

1、リトリーブ

(1)、スプーンをまっすぐライナーに投げます。
(2)、スプーンが着水後、すぐに糸ふけを取りラインをまっすぐにします。ラインをまっすぐにすることによりラインをたるみを観察でき、底をとることができます。
(3)、1秒に1回転くらいのスローでリトリーブをしていきます。この際に同じレンジをキープできるようにリトリーブのスピードを調整します。基本的に冬は底、春・秋は広いレンジを探るといいです。

2、ボトムパンプ(デジ巻き)

(1)、スプーンをまっすぐライナーに投げます。
(2)、スプーンが着水後、すぐに糸ふけを取りラインをまっすぐにします。ラインをまっすぐにすることによりラインをたるみを観察でき、底をとることができます。
(3)、次に「カクッカクッ」という感じのイメージでリールを1/2から1/3ほど巻いてはとめてを繰り返します。この時のイメージはスプーンが底を軽くジャンプしては着地しているイメージ。

3、ズル引き

(1)、上記2つのようにまずは底を取ります。
(2)、あとは底からスプーンが離れないようにゆっくりと一定のスピードで引いてくるだけです。

5、釣果を上げるコツ

 管理釣り場で釣果を上げるコツはなんといってもルアーローテーションです。不思議なもので良く釣れるルアーがあっても数匹釣っている内に魚が見向きもしなくなるというのはよくある話です。その時はカラーチェンジをしたり、違うルアーに変えてみたりと変化をつけることで再び魚を振り向かせることができるのです。そのために管理釣り場ではスナップはほぼ必須なのです。

 

以上、管理釣り場でのルアーフィッシングの始め方でした。

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